大紀町は三重県の中南部に位置し、熊野灘に面した「錦漁港」、清流「宮川」「大内山川」、世界遺産・熊野古道「ツヅラト峠」「荷坂峠」など、風光明媚で自然豊かな町です。
「民泊 東作塾」は、そんな大紀町にある山と緑に囲まれた日本の原風景を思わせる場所にあります。
四季折々の自然とともに、かつては日常であった非日常のひとときを過ごしてみませんか。
大瀬東作とは、地元大紀町野原の偉人です。
義務教育と地方自治の父・大瀬東作とも言われており、そんな大瀬東作の生家である築130年を超える古民家が野原村げんき作り協議会を中心に、民泊施設として平成29年11月に生まれ変わることになりました。
当時の様子や生活に想いを巡らせ、時の流れを忘れるような落ち着いた時間をお過ごしください。
宿泊
築130年の古民家を改築したノスタルジックな空間です。
ゆったりとした充実のひとときをお過ごしください。
いろりがお出迎え
ゆったりと読書など・・・
静かな空間
素泊まり 大人 お1人様 ¥5,000(税別)
小人 お1人様 ¥2.500(税別)
チェックイン/15:00 チェックアウト10:00
最終チェックイン時間は19:00となっております。
ご到着予定時刻に遅れる場合は必ずご連絡ください。
タオル類、食器類、歯ブラシ、シャンプー・リンスをご用意しています。
無料Wi-fi完備。駐車場あり(10台)。
※ロングステイ可能
※移住定住のためのお試し住宅として、1泊から長期宿泊にもご利用可能です。内容についてはお問い合わせください。
貸自転車をご希望される方は事前ご相談ください。
■下記のご利用も受け付けております。
・展示会 ・会議スペース ・食事会
・撮影スタジオ ・ワークスペースやお教室など
車でおよそ10分のところにコンビニ、コインランドリー、スーパーがございます。
GALLERY
たくさんの思い出をお作りください。
大瀬東作とは
日本の民主主義運動の高まる大正デモクラシーの時代、早くも地方分権運動の先頭に立って活躍した人物の一人に、三重県の大瀬東作(おおせとうさく)がいる。
彼は明治18年(1885)、三重県度会郡七保村(現・大宮町)に生まれ、大正7年(1918)、34歳で七保村長になった。当時、第1次世界大戦が終るとともに農作物が暴落し、農村の状況は悲惨なものであった。大瀬が村長になったその年、米騒動が起きている。大瀬は、農業経営者として、農家の窮状を建て直すことに心を砕いたが、生涯を通じて最も心血を注いだのは、実は「義務教育費国庫負担」の問題だった。
当時の義務教育制度では、小学校の教員の俸給負担への国の補助はわずか1割程度で、そのほとんどが地方公共団体に負わされていた。小学校教員の俸給が中学校の教員の約半額という状態ではあったが、物価の高騰とともに負担は増加の一途をたどり、財政力の貧弱な町村では財政の半分が教育費で占められるほど、財政を著しく圧迫していた。
大瀬は、この窮状を打開するため、県内だけでなく全国の町村長に訴え、一致結束して国に働きかけることを呼びかけた。七保村役場には全国町村会創立事務所が設けられ、大正10年2月、全国町村長会が誕生した。立役者の大瀬は副会長に選ばれた。大正11年、国庫負担金は4倍に増加され、その後、大瀬が副会長を辞した後もその意志が引き継がれ、全額国庫負担として実を結んでいった。
財政学者で、税源の地方移譲を強く主張する神野直彦東大教授も大瀬の功績を高く評価されている。
アクセス
〒519-2731
住所:三重県度会郡大紀町野原1207
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